キングダム

キングダム王賁の史実とは?名武将として魏燕代斉を攻め続けた人生

『キングダム』最新話609話にて、いよいよ宿敵尭雲と対峙し、再戦に突入しようかという王賁。

その王賁は、史実でも非常に有名な武将。

楽華隊の蒙恬や李信といった人物よりも、列国の滅亡に深くかかわる動きを見せ、その功績は大きい。

史実の王賁はどんな人生だったのかを読み解いていきたい。

 

キングダム王賁の史実

キングダム王賁の史実考察

 

史記に記録された王賁の功績を辿ると以下のような流れになる。

・紀元前226年(始皇21年)
王翦と燕を攻め、燕都の薊(けい)を陥落させ、燕王喜を遼東に逃亡させる。

・紀元前225年(始皇22年)
魏を攻め、魏都の大梁を水攻めし、魏王假を降伏させて魏を滅ぼす。

・紀元前222年(始皇25年)
燕の遼東を攻め、燕王喜を捕え、燕を滅ぼす。
また、趙滅亡後に樹立した国・代を攻め、代王嘉を捕え、代を滅ぼす。

・紀元前221年(始皇26年)
李信・蒙恬と共に斉都の臨淄(りんし)を包囲し、斉王建を降伏させ、秦の天下統一を果たす。

このように、秦が天下統一を目指すようになると、王賁はその中で各国を攻め続けている第一人者と言える。

いや、敵国の滅亡に関わった第一人者とも言えるだろう。

その功績を順々に見ていこう。

 

王翦と王賁(燕攻略)

王賁は父・王翦と共に燕都を攻め、燕を事実上滅亡させる。

この燕攻略の戦いは、王翦が総大将、王賁が副将として行われたのだろう。

キングダム作中で王賁は王翦の嫡子ではないという噂も出ている。

しかし史実から見れば王賁は正統な子で間違いない。

 

そして、王翦が本当の意味で息子・王賁の実力を認めるのは、副将として王賁を起用する燕攻略の前と考えられる。

趙攻略の前段階である鄴攻めが紀元前236年(始皇11年)の出来事。

これから10年の間に王賁は父・王翦に認められる将軍へと成長を遂げる。

 

王賁が新六将へ(魏攻略)

史実における王賁の功績を考えれば、秦の新六将に位置付けられてもおかしくない。

その契機になるのは魏の滅亡ともいえるだろう。

 

王翦と共同による燕攻略作戦の後、歴史的に見ればほぼ単独で魏を滅亡まで追い込んでいる。

王賁は黄河の水をせき止め、魏都・大梁を水攻めした。

王賁の水攻めにより、大梁の城壁は次々に崩壊し魏兵の士気も著しく低下したという。

これほど大規模な策を打ち出せるのは正に大将軍といったところだろう。

王賁と信(燕・代攻略)

趙の滅亡後、太子の嘉は代に逃れ、代王国を樹立して秦に対抗した。

そして、代王嘉は遼東に逃亡した燕王喜と同盟を結ぶ。

 

代と燕の連合軍と戦うのが王賁と信という二人の将軍である。

玉鳳隊と飛隊隊だけで兵の数は十数万の規模になったと考えられる。

この時点で王賁と信が六大将軍の座を掴んでいるのは間違いないだろう。

 

王賁と信という二人の大将軍の活躍により、先に燕が滅亡し、代がそれに続く。

天下統一へ(斉攻略)

代滅亡の翌年には秦は念願の天下統一を果たす。

王賁は信・蒙恬と斉を攻め、斉都の臨淄(りんし)を包囲、最後の敵国・斉の王建王を降伏させる。

 

秦の天下統一の瞬間である。

 

信、蒙恬、王賁というかつて天下の大将軍を目指した三人が揃って出陣し、秦国の統一を決定付ける。

そして、統一時には既に三人は天下の大将軍となっているだろう。

 

ちなみに、王賁はその後、通武侯に封じられ、息子・王離が王家を引き継ぐ。

 

キングダム王賁と李信の関係

『キングダム』主人公の信は、史実の「李信」とされている。

ここまで示したように、王賁は史実の中では燕と代と斉の滅亡に関しては李信とともに動いている。

 

『キングダム』では既に斉の王、建王が事実上の降伏をしている。

ここから、王賁と信が作中で共に戦うのは燕と代に向けてのものとなるだろう。

 

燕と代は連合を成して秦に攻めていくことになる。

代は、趙滅亡とともに逃げた太子嘉が新たに作り出した国。

燕は、嬴政の暗殺を企てているなど、他の国とは違ったアクションを起こしている国。

 

この燕と代との戦いに、欠かすことができない存在なのが、王賁と李信。

原作でも熱く戦ってくれるのは間違いない!

 

キングダム王賁の史実のまとめ

キングダム王賁の史実考察

 

一気に名前を上げてきている王家。

秦国最強の王翦と、その息子の王賁。

 

燕と代との連合への戦いで、李信と王賁が珠玉の戦いぶりを披露してくれるだろう!

 

そして信、蒙恬、王賁…

天下統一後の三人は何を想い、何を語り合うのだろうか?

 

三人が最後に向けて『キングダム』でどう描かれるのか、これからも注目していきたい。

ABOUT ME
ガジライフ
読んだマンガは1000タイトル以上、週刊少年ジャンプを購読し続けて25年以上。マンガの考察・深読み・分析が大好き。特に好きな連載中マンガはワンピース・呪術廻戦・アンデッドアンラック・キングダム・アオアシ・転生したらスライムだった件・ようこそ実力主義の教室へ・ヴィンランドサガ・ヒストリエ・喧嘩稼業・ブルージャイアント・ブルーピリオド、他多数。なんでも読む雑食系。
テキストのコピーはできません。